上海で生活していると、中国語(普通語・北京語)だけでなく、上海語を聞く機会も多いと思います。
上海語は呉語と呼ばれる華東地域で使われている中国語方言の一つで、現在の普通語よりも古い中国語になります。
日本に最初に伝わってきた中国語(漢字)も呉語だったため、日本語と上海語には似たような発音が多々あります。
例えば、以下のような上海語の発音は日本語とそっくりです。
- 人(にん)
- 二(に)
- 死人(しにん)
- 葡萄(ぶどう)
- 理由(りゆう)
- 杏仁豆腐(あんにんどうふ)
あとそれ以外に、漢字は違いますが、同じ意味のこんな言葉もあります。
- 座れ(すわれ)*普通語の「坐下来」
- 遅い(おそい)*普通語の「太慢了、快一点」
代表的な例は以上ですが、他にも発音が似た言葉があるかも知れませんね。講師が上海人の生徒さんは、ぜひ講師にも質問してみてください。