新型コロナウイルス感染予防のため、休校していた上海の小学校低学年も、6月2日から授業再開することになりました。
小学校高学年はもう5月18日から再開していますので、これで上海の小学校は全ての学年が再開するこになります。
またなぜ6月1日ではなく、2日からなのかと言うと、1日は中国のこどもの日(中国語:六一国際児童節)でお休みのためです。
詳しい内容は、以下の5月16日付「中新ネット」記事の日本語翻訳文をご参考ください。
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上海市教育委員会の公式Wechatによると、党中央、国務院は新型肺炎予防に関する方針や教育部門からの要請に基づき、上海市の予防体制などを考慮して以下のように決定しました。
- 上海市の小学校1、2、3年生は6月2日から授業再開
- オンライン教育は今学期末まで継続
- 学生の希望があれば、学校に報告の上、自宅でオンライン教育も継続可能。
上海市の公立託児所は6月2日から再開。私立託児所は、6月2日以降、所在地の教育行政部門の同意後に、自主再開時期を決めることができます。
全ての保護者は登園するかしないかを選ぶことができます。また託児所は登園しない児童の学籍も維持します。
上海市教育委員会は、各小学校や託児機構に《上海市中小学校和幼児園防控新冠肺炎疫情開学工作指南(修訂)》に基づき、以下の指示を出しました。
- 新型肺炎の予防物資の準備
- 応急処置の予行演習
- 家と学校(幼稚園)との連絡の充実
- 先生、生徒、保護者の心身の健康トレーニング
これらの予防条件を満たして、検査に合格した各小学校や託児機構は、授業再開が可能になります。