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上海で人気の中国語映画「太平輪(The Crossing)」

呉宇森(ジョン・ウー)監督の新作「太平輪」(中国語発音:tai4 ping2 lun2)が、この12月2日に上海でも上映開始されました。

章子怡、ソン・ヘギョ、俞飛鴻、長澤まさみ、金城武、黄暁明、佟大為など、アジアの人気スターたちが出演していることもあって、大ヒットしています。

太平輪の英語名は(The Crossing)。「交差・渡航」の意味で、「全ての人の運命が一つになり、交わり合うように変化する」ことも意味しています。

舞台となる時代をリアルに再現するため、同映画では、1949年に沈没事故を起こした客船「太平輪」や、上海、台湾基隆の昔の港を復元しています。

呉監督によると、「リアル感ある戦争や港のシーンなど、4億元(約76億円)の製作費は全て、激動の時代の恋を描くために費やした」とのことです。

章子怡と佟大為、長澤まさみと金城武、ソン・ヘギョと黄暁明「恋人」3組は、「困難な中で互いに支えあう、幼馴染、一目ぼれ」の愛情と、戦争の背後に隠された人の繋がりと運命を演じています。

この作品は、1949年1月27日に大型旅客船「太平輪号」が上海から台湾・基隆へ航海中、過積載や無灯火などから沈没事故を起こし、1千人近くが犠牲になった実際の出来事が元になっています。

呉監督は同作品を3つの「船にまつわる深い感情」の物語だと語っていますが、この「船」(chuan2)という言葉は、太平輪号だけでなく、時代の波に翻弄される人々の運命も指しています。

映画の中では60年前の上海を見ることもできますので、上海在住の中国語学習者の方は、中国語のヒアリング練習も兼ねて、この「大平輪」を見に行ってみてはいかがでしょうか?

記事協力:袁老師(上海の日本人向け中国語教室・コラボラーニングセンター)