今回は中国語の人気映画「画皮」(中国語発音:Hua4 Pi2)の紹介です。

「画皮」は、「化けの皮」という意味で、中国の古典小説「聊齐志异」(Liao2 Qi2 Zhi4 Yi4)の中にある怪談を映画化したものです。

将軍(陈坤)の妻(赵薇)が、女狐の妖怪(周迅)に誘惑される夫を取り戻そうとするお話ですが、周迅の化けの皮がはがれるところと、赵薇が変化した姿がかなり気持ち悪かったです。

ちなみに赵薇の変化後の姿は、当初もっとひどかったらしいですが、赵薇自身が自分の姿を見てあまりにショックを受けたため、ちょっと加減したらしいです(それでも気持ち悪いですが)

また赵薇は自分と全く違う優しい「良妻」タイプの役を演じるのがかなり大変だったらしく、普段の明るくさっぱりした彼女をよく知っている陈坤も、「撮影当初、あまりのギャップに笑いが止まらなかった」と話していたそうです(2人は演劇大学の同級生です)

いつもは清純な女性の役が多い上海出身の女優の孙俪(Sun1Li4)も、汚い男っぽい姿で出ていたので、皆さん自分の今までのイメージを突破した映画だなと思いました。

でも周迅の化けの皮がはがれるシーンは食事時には見ないほうがいいですよ。ホント気持ち悪いので(笑)