最近、中国の若者の間では、数字の語呂合わせにより命名された「网络数字节=ネット数字デー」が流行しています。

まずは中国の数字の発音が似ていることが理由で命名されたもの。

例えば、5月20日の中国語の発音は、「我爱你=あなたを愛している」に近いことから、「网络情人节=ネットバレンタインデー」に。

9月12日の中国語の発音は、「就要愛=愛だけがほしい」に近いことから、「示爱节=告白デー」とされ、憧れの人に告白する日。

9月13日の発音は「就要散=別れましょう」に近いことから、「分手节=お別れデー」となりました。

あと数字の発音だけでなく、形から想像した「ネット数字デー」もあります。

10月10日は「萌节=萌えデー」です。「萌」の文字を分解すると、「十月十日」になるからです。

また10月11日は続けて書くと「1011」で、英語の「loli」の形に似ていることから、「萝莉节=ロリータデー」となりました。

最も有名なのは、11月11日と1月11日の「独身デー=光棍节」です。「1」の形は「光った棒=光棍」に似ていることと、中国語で「棒だけ=光棍」、つまり「独身」も意味するので、そのように名づけられました。

他にもいろいろありますが、今後もどんどん新しい「ネット数字デー」が生まれそうです。

記事協力:阮老師