台湾、香港で大ヒットした「海角七号」(中国語発音:hai3 jiao3 qi1 hao4)が中国でも公開されることが決定しました(早ければ09年1月末に上海でも公開予定)

上海 中国語 海角7号

【あらすじ】

1940年代に台湾最南の町恒春に派遣された日本人教師(中孝介)は日本名小島友子(梁文音)という地元の少女と恋に落ちる。

日本敗戦後、彼はやむを得ず日本に戻るが、 駆け落ちを約束していた恋人の友子を台湾に置いてきたため、帰国の途中に後悔から7通の恋文を書いた。

そして彼が友子を置き去りにした約60年後、台湾南部で物語が再び動きだす。

阿嘉(范逸臣)は台北で成功を夢見て挫折した恒春出身の歌手だった。彼が故郷である恒春に戻った後に、町議長の阿嘉の継父(馬如龍)は、オートバイ事故の後で休暇中の老齢の茂伯(林宗仁)の代わりとして、阿嘉に郵便配達人の仕事を世話する。

ある日、阿嘉は郵便局に返されるべきであったあて先不明の古い手紙を見つける。それは、もうすでに亡くなった日本人教師の娘が、その7通の恋文を発見した後、父が渡せなかった恋文を台湾に届けようと郵送したものだった。

興味を持った阿嘉は、詳細を知るために封を開けるが、古い住所である「恒春郡海角七番地」をみつけることはできなかった。

そのころ恒春のリゾートホテルでは、中孝介(60年前の日本人教師と歌手である本人の一人二役)のビーチコンサート計画がもちあがりコンサートの前座として、阿嘉を中心とした6人の地元の人々で急場しのぎのバンドが結成される。

このバンドのマネージャーとして中国語が話せる日本人のファッションモデル友子(田中千絵)に白羽の矢が立つ。さなざまなアクシデントやトラブルを経て、阿嘉と友子は急接近する。

ホテルの女性従業員である明珠(林晓培)などをはじめとする多くの人々の助けとともに、友子も阿嘉と一緒に小島友子(恋文の受取人) を探す事を手伝うようになる。 そして中孝介のコンサートの当日に・・・

(以上、ウィキペディアより抜粋)

主人公の范逸臣は中国語版「I believe」で有名な歌手で、中孝介も沖縄民謡の歌手ですので、結構歌も楽しめます。

またこの中で出てくる目立ちたがり屋のおじいちゃん茂伯(林宗仁)がすごくカワイイです。(残念ながら新人賞?は逃したらしいです)

言葉は普通語、台湾語、日本語とごちゃごちゃなので、あまり中国語の勉強にはならないかも知れませんが、台湾南部ののどかな風景と、ノスタルジックな雰囲気の中、笑いあり涙ありで結構楽しめる映画です。ぜひ一度見てみてください。