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日本で使える銀聯カード対応ATM、日本円の引き出し制限金額と手数料

2016年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

この年末年始は、帰省などで日本に帰国されている上海在住の日本人の方も多いかと思います。

帰国中に日本円の持ち合わせが少なかったり、為替レートの関係で、中国の銀行口座から日本円を引き出したい時はどうすればいいでしょうか?

そんな時は中国の銀行キャッシュカードに付帯している銀聯カード(中国語:银联卡)の機能で、日本円を引き出すことができます。

今回は日本で使える銀聯カード対応ATMと、日本円の引き出し制限金額、各ATMの手数料について紹介します(2016年1月現在)

銀聯カードが使えるATM

最近は中国人の訪日観光客の増加と共に、銀聯カードが使えるATMが増えてきました。銀聯カードで日本円が引き出せるATMは以下のとおりです。

  • セブン銀行(セブンイレブン、イトーヨーカドーなど)
  • イオン銀行(イオン、イオンモール、ミニストップ・マックスバリュなど)
  • ローソンATM(一部)
  • 三菱東京UFJ銀行
  • みずほ銀行
  • 三井住友銀行
  • 京都銀行(一部)
  • ゆうちょ銀行(郵便局)

銀聯の日本円引き出し制限金額

銀聯の日本円の引き出し制限金額には、「1回あたり」「1日あたり」「年間あたり」の3種類があります。それぞれの制限金額を紹介していきます。

まず「1回あたり」の制限金額ですが、これは日本側ATMの制限です。セブン銀行では20万円ですが、ゆうちょ銀行では10万円までになっています。

次の「1日あたり」の制限金額は、銀聯のルールとして「1万元まで」になっています(中国の発行銀行で限度額の設定がある場合はその金額)。

最後の「年間あたり」の制限金額ですが、これは2015年10月に中国国家外貨管理局が決めた新しいルールで、「10万元まで」になっています(2015年10月〜12月は5万元まで)。

これらは銀聯カード(つまり銀行口座)ごとの制限ですので、複数の銀行でカードを持っていれば、「1日の制限金額=各カードの制限金額×カード数」になります。

ただし、年間の引き出し制限は外貨管理局が決めたルールなので、複数のカードでも合計で年間10万元を超えると、引き出せなくなる可能性はあります。

ATMで引き出せない場合は、まず各カードの制限金額を確認して、それを超えている場合は制限金額以下で再度チャレンジしてみてください。

銀聯カードでの引き出し手数料

銀聯カードで日本円を引き出す場合の手数料は、「中国の銀行手数料」と「日本の銀行手数料」の合計になります。

また銀聯は中国の金融機関の連合組織なので、為替レートは中国の銀行の一般的なTTS(電信売相場)と同じレートです。

上海駐在員が通常持っている中国四大銀行口座の手数料は、以下のとおりです。VIP会員は手数料免除や安くなる場合もあります。

中国銀行は前身が外国為替専門銀行というのもあり、手数料が一番安くなっています。

  • 中国銀行:1回15元
  • 中国工商銀行:1回12元+引き出し金額の1%
  • 中国建設銀行:1回12元+引き出し金額の1%
  • 中国農業銀行:1回12元+引き出し金額の1%

あと日本側の銀行手数料は以下のとおりです。

  • セブン銀行:0円
  • イオン銀行:75円
  • ローソンATM:0円
  • 三菱東京UFJ銀行:110円
  • みずほ銀行:105円
  • 三井住友銀行:75円
  • 京都銀行:不明
  • ゆうちょ銀行:110円

中国四大銀行で口座をお持ちの場合、現時点では中国銀行のキャッシュカードで、セブン銀行かローソンのATMで引き出しするのが一番安くすむことになりそうです。